zipを解凍するアクティビティはデフォルトで備わっていません。
UiPathの既存のアクティビティにzipの解凍は存在しません。結構使うアクティビティなので、あってもいいかなとは思うのですが。
調べてみると、UiPath GO!などにカスタムアクティビティが存在するようです。
Invoke Methodを使った方法
今回は、既存のアクティビティを使用した方法をご紹介しようと思います。
アクティビティの検索窓に「method」と入力します。
「メソッドを呼び出し」が表示されたと思うので、そちらをワークフローにドラッグ・アンド・ドロップしてください。

TargetTypeのプルダウンをクリックし、「型の参照…」をクリック。

型の名前に「System.IO.Compression.ZipFile」と入力し、「ZipFile」を選択

MethodNameの中に「ExtractDirectory」と入力します。
※大文字小文字完全一致でお願いいたします!

パラメーターから「コレクション」をクリック。

パラメーターに「入力」をふたつ作って、解凍したいフルパスと、解凍先のフルパスを入力します。

完成!
これでzipの解凍は完成です!

最後に
余談ですが、以前勤めていた会社でzipファイルを右クリックして解凍していた方もいらっしゃいました笑。それを自動化していたんですね。それはそれでもちろんあり……かな。できれば、一番安全なやり方で自動化していきましょう。
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